睡眠時間の確保よりも

朝晩とようやく涼を感じるようになり、夜も眠りに就きやすくなったことと思います。
あなたは良い睡眠はとれていますでしょうか。

お仕事がお忙しくて睡眠時間を確保できないというかた
暑さにやられてなかなか眠れないというかた
寝るには寝るけど眠りが浅くてすぐに目が覚めるかた
色々いらっしゃると思います。

さてここで
「大丈夫!私は睡眠時間はとっているよ!」
というかたにお尋ねします。
就寝時刻は何時頃でしょうか?

現代社会では、日が沈んでからも街中は煌々と灯りがついていいますし、テレビやインターネットで際限なく時間を潰すことも可能です。
そのため就寝時刻が深夜1時を回ることも珍しくありませんよね。
ところが、そんな時間から充分に睡眠時間をとったとしても、身体に支障をきたす場合があるのです。

それは自律神経の乱れです。

そもそも人間は、日が昇ると起床し、日が沈むと眠りにつくという生活を太古の時代よりずっと続けてきたわけです。
そのため、大体の起床・就寝時刻も遺伝子に組み込まれています。
自律神経の乱れは遺伝子レベルの問題に起因しているのです。

街中では、よく自律神経が乱れているであろう人(仕草や体型に現れるので一目瞭然です)を見かけます。
そして特にここ数年の間にそういった人が急激に増えているような気がします。

なお、遺伝子レベルの情報を生活習慣から変更しようとすると100~200年はかかると言われているため、現代の生活リズムの情報を遺伝子が受け取るのは生涯の間には不可能でしょう。

皆さんそれぞれの生活パターンがあり、すぐにそれを変更するのは難しいと思いますが、早めの就寝を心がけても損はないと思いますよ。